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回遊や渡りなど、生物の旅に関する論文&研究日誌
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S Dufour, E Lopez, F Le Menn, N Le Belle, S Baloche, and Y A Fontaine
General and Comparative Endocrinology 70 20-30 (1988)

Abstract
淡水と海水の雌ウナギにおいて、E2によって蓄積されたGTHの放出はGnRH-AとPimozideの双方の影響を受けていた。さらに、GTHの放出に関わらず、下垂体におけるGTHの減少や著しい上昇は認められなかった。このことはGTH合成を刺激していることを示している。内因性のGTHの放出の結果、GSIと組織学的観察から卵巣の発達が促されたことが確認された。同様の結果はGnRH-Aとカテコールアミンの阻害剤(L-α-methyl-DOPA)による処理でも見られた。対照的にGnRH-A、Pimozide、L-α-methyl-DOPAの処理だけでは影響は見られなかった。これらの結果から二重の神経内分泌のメカニズム(GnRH合成の欠如とドーパミンによる阻害効果)が産卵回遊前のウナギの生殖機能がPrepubertal blockageであることと関係していることが示された。

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